リバーサイド カフェ スパルタン

大人になれないおっさんの黙示録

EP34 Dog bone 暗殺者に憧れて

読者の諸君、ごきげんよう

しばらく休載(HUNTER×HUNTER化)していたリバーサイド カフェ スパルタン再始動だ!!

 

あらすじ

EP33でお持ち帰りをした女と事実上の恋人関係になり、平穏な日々を過ごしていたゾフィー。すっかり丸くなっていたかと思われていたのだが、全くもってそんなことはなかった…

 

数日前、ティンダーでマッチした女と飲みに行っていた。色々と申し訳ないと思いながらちゃっかり二回目のアポを取り付けるのだがーーー

 

 

 

アポ2回目

初回は飲み、2回目は埼玉の長瀞にドライブに行くことになった。

ま●こに無課金主義のゾフィーは基本も何も、女に奢ることもなく、なんなら「俺が楽しませてるんだから、お前が多めに出せよ」と全くブレない姿勢!!

さらに、ドライブに行くため、女の最寄り駅に行くわけもなく、「いや、お前が車で迎えに来いよ」と、暴君として100点満点の行いをしていたのであった。

 

 

ダークネス マグマ ドライブ

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まさかの天気は曇り、というかゲリラ豪雨とぶつかったがそんなことは無視!途中で雨も止んで良い天気に!

 

 

昼食中

 

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うどん

 

女が単四電池くらいの大きさの筒状のようなネックレスをしていたので話のネタを振る。

ゾフィー「変わったネックレスだね。何か入ってるの?」

 

 

 

 

女「これね、友達からは重いって言われるんだけど、飼っていた犬の骨が入ってるんだ…」

 

 

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常軌を逸した返答に動揺を隠せないゾフィー

 

 

(な…なんてこった…重いとかそんなレベルじゃねえ!会って2回目の男の前に犬の骨の入ったネックレスしてくるなよ…)

 

ドン引きし過ぎて即座になんて言い返せば分からなくなった俺は

ゾフィー「これって小さい骨が一本入ってるの?」と、誰がどう考えてもそんなの無理だと分かる珍回答ならぬ、珍質問をしてしまう。この話はクレイジー過ぎるというか、どう考えたってこれ以上聞かない方が良いと思い早めに切り上げた。

 

 

 

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長瀞

 

 

ドライブの帰り

この後どうする?ってことで、女の最寄り駅で飲みに行こうか!とテキトーに提案する。

女「私の最寄りで飲まないで、ゾフィーくんの家の近くでも大丈夫だよ!私ノンアルで平気だし」

ゾフィー「うーんまあー余裕余裕!」

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しまった!痛恨のミス!!

そもそも家まで送ってもらった場合を想定していたプランだったのに、すっかり忘れてテキトーに話を流してしまった!!

 

「そういえば家にハーゲンダッツあるから休憩がてら食べてかない?」と、古典的なアイスクリームルーティンを用意するも、この段階でお蔵入りが決定した。(プランA)

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4つも買った。普段アイスを食べないのに…

 

 

女の家に到着

ドライブも終わり女の家に車を駐車する。

トイレを借りるため家に入ることが出来るも、宅飲みを打診するが失敗に終わる!(プランB )

この時点で俺のプランA.Bは失敗に終わった。

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万策尽きる…

 

 

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用意していたプランが全て失敗してしまったゾフィーだが、あきらめない心がある限り俺は闘い続ける!!

 

まだだ!まだ可能性は0じゃない!逆転のチャンスは必ず訪れる!!

 

 

居酒屋イン!

女がよく利用するらしい居酒屋にイン!

普段は混むらしいが席に余裕があった。俺は広めのテーブル席じゃなく、距離が近いカウンター席に誘導した。俺も昔より成長しているのだろう。

 

ニイダシステムで会話を盛り上げ、カジュアルな下ネタをしまくり場を盛り上げる。

 

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トイレから戻ると、女が赤色の強めの口紅を塗っているじゃないか!これは…行ける!?

 

 

 

しばらくした後…

お互い酒も回ってきた。女の雰囲気も砕けてきたので仕掛ける!

ゾフィー「ちょっと外の空気吸いに行かない?」

こうして散歩がてら近くの広場に移動した。

 

 

広場

昔よりも経験は積んだものの未だに最初のアタックは緊張するもので、無駄に時間が過ぎてしまう…

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ここで解散したらズルズルと面倒な恋愛関係が続いてしまうだろう。

ここしかない!ラストチャンス!!

 

 

怖気付いた自分を鼓舞し、アタック開始!!

 

 

ゾフィー「明日仕事だよね?それだったら酒買って家(女の)で飲まない?」

と、ホテルは金掛かるし、俺の家だとタクシー代も高いので図々しく女の家で宅飲みを提案!

 

形式的なグダリもありつつも丁寧に潰し、女の家で飲みなおそうってことに成功!

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初回のアポの段階で、軽くグダるがちょっと押せば行けるクセは見抜いていた。

 

 

家イーン!

コンビニで買い物をしてからタクシーで家に突撃!

 

 

俺のワクワクとは裏腹に、細身の体型からは予想もつかない程おっぱいに張りもなく、黒く、好みに全く合わない乳首にテンションが下がる。それと犬の骨のネックレスのせいでさらにテンションが下がった。

 

内容も単調でつまらなく、抱くことに達成感を感じるよりも、自分の実力の答え合わせをしたような感じだった。

 

 

終わった後…

シングルベッドだったためすごく狭い。というかアラサーの1人暮らしなんだから、セミダブル以上のベッド買えよ!と思った。

 

狭いベッドでの賢者タイムだったので、ただただうっとうしい。ちまたの恋愛コラムには、終わった後はイヤでも優しくしろや、イチャイチャしろと書かれているが、真の男はそんな腑抜けた行動をしない。

俺は自分自身にメチャクチャ酔った男。時に男は最適解よりも自分の世界(ロマン)を選ぶ。

そう俺がとった行動は…

 

 

 

 

 

 

暗殺者のスタローンの真似だった!!

 

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映画 暗殺者のスタローン。お前には手を出さないぞと、自分のベッドに女を寝かせ、自分は床に寝るというハードボイルドっぷり!

逆に抱かなかった方が女に失礼な行動である。ちなみにゾフィー普通に抱いた後にやっているので意味はないのだが、ただただやってみたかっただけなのだ!!

補足トリビアだが、床で寝ると肩や腰がバキバキに痛いのでオススメはしない!!

 

女からは「え?いやいやいや、それはねーだろ!」みたいな白い目で見られていたが、そんなことは関係ない。男には自分の世界(ロマン)がある!!

 

 

 

日の出から数十分後…

暗殺者のスタローンの真似をした結果、身体中バキバキに痛いのと、時計のチクタク音、冷蔵庫の音で全く寝れなかったので、しばらくして家を出ることにした。

 

 

時刻は5時半。日が出たばかりなのでまだ涼しい。朝焼けが目に染みる。

 

 

事後には一切優しさを見せることはなかった。女にまた会おう的な優しいことは一切言わずに玄関を開け

ゾフィー「ありがとよ」とぶっきらぼうな一言を添え、サングラスをかけて、この前買ったエアーポッズ プロでシティーハンターのエンディング曲であるGet Wildを流しながら女の家を後にした。

 

 

 

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ゾフィー的に、こんな感じをイメージしながら帰った。自分自身の行いに浸り過ぎているので、3〜4回リピート再生をした。

 

 

感想

一時は無理だと思った戦いであったが、"あきらめない心"により無事に勝利を飾ることが出来た。

何より達成出来て感動したのは、暗殺者のスタローンの真似や、お持ち帰りした後にGet Wildを流すことが出来たことだ。

女にモテるため、合理的な選択を選ぶことが多いなか、最後の最後に封印していた俺本来の合理性<感情を最後に優先した。そう、男には自分世界(ロマン)がある。

 

今回の女は高身長で、170cm近い相手だった。今までは背が高い女はモデルみたいで、抱いたり付き合えたり出来たらいいなあ!と思っていたのだが、今回で考えが変わった。

パッと見、服の上からは細身〜普通体型であっても脱いでみたら身体がだらしなかったりするもので、高身長の女はかなり身体が大きく迫力があると思った。好みの問題もあると思うが、テレビで見るちょいポッチャリのグラビアの女をイメージしているとショックを受けると思う。

 

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Ξガンダム くらい大きく感じた。

 

それとデュエル前にシャワーを浴びたかったのだが、俺が先にシャワーを浴びてたら相手は寝そうだったし、相手はグダグダしてて流れ的に出来なかった。

身の危険を感じ、リサーチ(手●ンをして指の臭いを嗅ぐこと)してみたら、一日中遊んだ後のアソコの臭いであったためオキシジェン・デストロイヤーばりの殺傷能力のある香りであった。 

(無論、ク●ニをした場合、絶命しかねないのでリサーチだけに留めておいた)

 

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オキシジェン デストロイヤー ゴジラを殺せる兵器

 

 

抱いといて失礼だが、なんとなく初回から違和感があったし意識をしてみたが、ちっとも興味が湧かなかった。

そう、今の俺の心境はこんな感じだ。

 

 

 

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終わりに

女の気持ちをを無下にすることに罪悪感を感じるか心配であったが、全くもってそんなことはなかった!実際、色(交際をほのめかすこと)など一切使わなかったし、チャラい遊び人のような感じで抱けたからだ。

なんなら、俺がアバンチュールな夏の思い出を与えてあげた充実感でいっぱいだった。

 

リピートする気もないし、ここで中途半端に扱うと、この女を傷付けてしまうかもしれない。

もう会うことはないだろうが、もし今後対峙することがあった場合こう言おうと思っている。

 

 

 

 

 

 

 

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それではまた会おう!!